学名 Nipponia nippon

トキの自然放鳥の裏側・・・



写真家でもあり、作家である宮嶋 康彦さん(1951年長崎県佐世保市生まれ)のコラムを読んで深く考えさせられた。



いよいよ、明日、トキの自然放鳥が行われる。
実に27年振りにトキが野生へと戻る瞬間である。



魚沼地方の鳥追い唄には、「朱鷺と鷺が最も憎い」と歌われたらしいが、米などの生産者の放鳥に対する不安というものは計り知れない様です。



現在、農薬なしでは米の生産は出来ないが、農薬をまいてはいけない?
仮に放鳥後にトキに荒らされたとしても、黙ってみていなければならない?




こんな生産者の不安が佐渡市に寄せられているらしい。



27年振りにトキが野生に帰るという報道の見出しだけで、『しっかり野生に戻れるといいなあ~』とだけ思った自分が恥ずかしいと感じる。



この『トキ放鳥』 実際には複雑なイベントとなっている様である。



宮嶋 康彦さんのコラムにて、さらに初めて知ったこと。



この27年振りのトキが野生に帰るトキ放鳥に至るまでにかかった費用。



実に50億円以上とのこと。



しかも旧トキ保護センター建設費やその運営費などは、記録として公然に残されていないらしいのです。




宮嶋 康彦さんのコラムで特に共感したのが・・・



「失われた自然の回復には、いかなるエネルギーを必要とするのか」



まさにこのトキが27年振りに飛び立つこと、50億円の費用が物語っています。



あらためて明日の放鳥を深く受け止め、その歳月と費用が無駄にならない様、元気に飛び立ってくれることを祈っています。



トキの学名『Nipponia nippon』です。


羽ばたけ!トキ!


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学名「ニッポニア・ニッポン」 "Nipponia nippon " の属名と種小名は共にローマ字表記の「日本」に由来するが、最初からそのように命名されたわけではない。シーボルトがオランダに送った標本により、テミンクが1835年 "Ibis nippon " と命名し、シュレーゲルも論文執筆の際にはそれを用いた。しかし1852年にライヒェンバッハが "Nipponia temmincki" と全く新しい学名を命名した。
現在の学名 "Nipponia nippon " は両者の属名と種小名を合成したもので、1871年にグレイによって初めて用いられた。1922年には日本鳥学会の『日本鳥類目録』で採用され、その後定着するようになった。



画像


テミンク、シュレーゲルの『日本動物誌』に描かれているトキ。下に薄く "IBIS NIPPON" と記されている。


                                     出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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